ラシックスとゼニカル・サノレックス・リポドリンの比較・併用の是非

ラシックスとゼニカル・サノレックス・リポドリンを比較!

 

ラシックスは本来降圧や浮腫などの治療を目的とした利尿剤となります。しかし、体内の水分を出すことによってむくみが取れることから、「ダイエット」「美容」などの目的で個人輸入されている実態もあります。

 

そのため、ゼニカルやサノレックス、リポドリンといった「ダイエット薬」「ダイエットサプリ」との違いや、併用が気になっている人も多いようです。ここでは、これらのダイエット薬・サプリとラシックスの違い、そして併用できるのかどうか、相性はどうかなどについて解説します。

 

※ゼニカル・サノレックス・リポドリンの利用を推奨している内容ではありません。いずれも副作用があるので、安全にダイエットするなら適度な運動・食事制限で行うようにしましょう。

 

目次

 

ラシックスとそれぞれのダイエット薬・サプリの概要

 

まずは、ラシックスと、ゼニカル・サノレックス・リポドリンの概要をおさらいしましょう。

 

品名 目的 概要

ラシックス

むくみ取り

利尿剤。体内の水分を尿として出すことにより、むくみがとれることがある。

ゼニカル

ダイエット

食事に含まれる脂肪の一部を、そのまま便と一緒に出す。

サノレックス

ダイエット

食欲を抑制する。

リポドリン

ダイエット

食欲抑制や代謝アップをサポートする。

 

 

↑の概要を頭にいれつつ、この後の比較をご覧ください。

 

ラシックスとゼニカルの違いや併用・飲み合わせ

 

  ラシックス ゼニカル

ダイエット効果

なし あり

副作用

あり あり

入手方法

個人輸入(美容・ダイエット目的) 個人輸入

 

概要で解説したように、そもそもラシックスは「むくみ取り」、ゼニカルは「ダイエット」の医薬品となり、服用の目的が違います。

 

ラシックスは服用するとむくみがとれて見た目はすっきりしますし、体内の水分が抜けるので少しの間だけ体重も落ちます。しかし、それは単に脱水しているだけであって、体の脂肪は全く落ちていません。なので、そもそもダイエットにはならないのです。

 

一方、ゼニカルは食事に含まれる脂肪分の一部を、便として体外に排出します。そのため、普段通りの食事をしていても、摂取する脂肪が減るので体重がじょじょに落ちる可能性があります。なので、ダイエットと言う意味では、ゼニカルの方が優れているのです。

 

副作用の面では、どちらもリスクがあります。ラシックスについては、消化器系や電解質異常などの症状があります。一方、ゼニカルも便を漏らしたり、おならが止まらないなど、日常生活に支障が出るケースがあります。なので、ゼニカルなら安全、ということは全くありません。

 

そして入手方法ですが、ゼニカルは個人輸入しかありません。ゼニカルは国内で認可されていないので、海外から輸入するしか手に入れる方法はないのです。ラシックスは処方で手に入れる方法もありますが、美容目的の場合は個人輸入するほかないでしょう。

 

あとは併用についてですが、一応お互いに併用注意にはなっていません。しかし、ラシックスは尿、ゼニカルは便の形で水分が失われることになるため、併用には脱水・電解質異常などさまざまなリスクがあり、飲み合わせとしてはかなり悪いと言えるでしょう。

 

ラシックスとサノレックスの違いや併用・飲み合わせ

 

  ラシックス サノレックス

ダイエット効果

なし あり

副作用

あり あり

入手方法

個人輸入(美容・ダイエット目的) 処方のみ

 

すでに解説したように、ラシックスにはダイエット効果はありません。サノレックスはダイエット医薬品なので、服用の目的は異なる点に注意してください。

 

ゼニカルの場合と違い、サノレックスは「食欲抑制剤」となります。食欲がなくなって食事量が減るので、だんだん体重が落ちていくということです。ゼニカルだと、脂肪分の少ない食事の場合はあまり効果が出ませんが、サノレックスはそもそも食事を減らすため、ダイエット効果としてはサノレックスの方が高いと言えるでしょう。

 

一方で、サノレックスは副作用のリスクもかなり高くなっています。便秘・下痢や吐き気、さらには不眠やうつ、精神障害などさまざまな症状が待ち受けています。また、依存性・耐性形成の傾向があり、服用をやめるとさまざまな離脱症状が起こる可能性もあります。ラシックスにも副作用はありますが、リスクと言う意味ではサノレックスのほうが高いでしょう。

 

入手方法については、サノレックスは「処方」しかありません。サノレックスは日本で唯一認可されたダイエット医薬品であり、病院で処方されます。しかし、BMI35以上(肥満2度以上)でないと保険適用されないため、軽度の肥満で利用する場合は費用がかなり高くなります。また、個人輸入は認められていません。

 

ラシックスの併用については、併用注意ではありません。しかし、そもそも副作用のリスクが高いサノレックスを使用中に、さらに自己判断でのラシックスを追加するというのは無謀です。もともとサノレックスは3カ月以上の服用はできないことになっているので、せめてその間はラシックスを併用するのは避けるようにしましょう。

 

ラシックスとリポドリン違いや併用・飲み合わせ

 

  ラシックス リポドリン

ダイエット効果

なし あり

副作用

あり あり

入手方法

個人輸入(美容・ダイエット目的) 個人輸入

 

繰り返し解説していりょうに、ラシックスのダイエット効果はありません。なので、ラシックスとリポドリンで、ダイエットに活用するのであればリポドリンを選ぶべきでしょう。

 

リポドリンはゼニカル・サノレックスとはちがい、医薬品ではありません。ただ、麻黄のエキスを含んでおり、効果としては「食欲抑制」となります。そのため、リポドリンによって食欲が落ち、結果的にダイエットになる可能性はあります。作用としては、サノレックスに近いと言えるでしょう。

 

また、医薬品ではありませんが副作用もあり、覚醒作用や動悸などの報告があります。2カ月以上の服用は推奨されていませんが、その点からもリスクがある程度高いということがわかります。

 

入手方法については個人輸入しかありません。国内では販売許可が下りないので、海外から取り寄せるしかないのです。

 

以上を考えると、その他のダイエット薬と同じく、ラシックスとの併用はおすすめできません。リポドリンを摂取することで副作用のリスクが高まりますが、その状態でラシックスも、というのは体の負担が大きすぎるのです。

 

まとめ

 

ラシックスは利尿剤でむくみが取れますし、水分が抜けるためいっとき体重も落ちます。そのためダイエット薬のような印象があり、ゼニカルやサノレックス、リポドリンとの違いを気にしている人が多いようです。

 

しかし、ラシックスは実際には脱水しているだけで、全くダイエット効果はありません。なので、そもそもゼニカルやサノレックスなどとは全くの別物であり、比較対象ではないのです。

 

そのため、ラシックスとその他のダイエット薬を併用したからといって、早くダイエットできるわけではありません。また、「ダイエット中のむくみを取るためにラシックスを使いたい」という考え方もあるかもしれませんが、すでに解説したように体の負担が大きく、リスクが高いのでおすすめはできません。

 

→ラシックス【副作用が危険?利尿剤通販のダイエット!】

 

↑で紹介しているように、むくみを取ったり、脂肪燃焼してダイエットしたい、と言う場合は、漢方を使って安全に行う方法もあります。ラシックスの副作用のリスクと合わせて、安全なダイエットについて考えてみてもらえると幸いです。