ラシックスとアルコール・お酒の併用の影響について

ラシックスとアルコール・お酒の関係を探る

 

ラシックスは自己判断での使用はおすすめできません。しかし、むくみを取るのに通販でこの薬を買って、使用するという女性が後を断ちません。その中でも、「お酒を飲む仕事をしているのでむくみやすい。利尿剤で対策したい」という女性がかなりの数いるようです。

 

お酒には利尿作用があるので、体の水分を排泄して脱水状態になります。ここまでは本剤と同じで、むしろお酒を飲むとむくみにくくなるように思えます。しかし、本剤と違うのは、お酒を飲むと体が「脱水状態だ」と勘違いする点。そうすると、余分にお酒やソフトドリンク、水などを欲するようになり、水分過多の状態になるのです。お酒を飲んだ後、むしょうに水をがぶ飲みしたくなった経験がある人も多いでしょう。

 

また、お酒には血管拡張作用があり、血圧が上がってしまうほか、おつまみも塩分濃いめのものが多いのでむくみやすくなります。つまり、アルコールを飲酒することによって、2重にも3重にもむくみやすい状態ができあがってしまうわけです。そのため、お酒を飲んだ翌日には顔や足がパンパンにむくんでしまったりします。

 

アルコールのむくみをラシックスで取るのはアリ?

 

アルコールを飲むと、むくみやすいのはすでに説明した通りです。では、そのむくみをこの薬で対策するのはアリなのでしょうか?

 

結論から言うと、アルコールとラシックスの併用はおすすめできません。

 

本剤にはには、

 

  1. 低カリウム血症
  2. 血圧低下
  3. 難聴
  4. 高血糖・高尿酸血症

 

といった副作用があります。その結果、

 

頭痛、多尿、吐き気、嘔吐、けいれん、めまい

 

といった症状が見られるようになります。

 

>>ラシックス【副作用が危険?利尿剤通販のダイエット!】

 

この症状をよく見るとわかりますが、これらはお酒を飲んで悪酔いしたときの症状によく似ていませんか?

 

つまり、アルコールとラシックスを併用してしまうと、頭痛や吐き気、嘔吐、ふらつきといった副作用を増加させる可能性があるのです。

 

また、アルコールとラシックスの相互作用により、血圧低下がさらに進行し、立ちくらみを起こしやすくなったり、めまいを起こしたりといったことが現れてきます。

 

確かにむくみは取れるかもしれませんが、その分副作用が増強され、「集中できない」、「仕事にならない」といった事態に陥ることが考えられます。なので、アルコールとラシックスの併用はおすすめできません。

 

ラシックスで二日酔いが解消されるってホント?

 

二日酔いは、アルコールや悪酔い物質のアセトアルデヒドの血中濃度の高さが次の日まで続いている状態のことです。なので、血中のアルコールなどを排出してしまえば、二日酔いが改善すると言われています。そのため、体内の水分を急激に排出する本剤を飲めば、二日酔いが改善するという情報も出回っています。

 

確かに、ラシックスを飲めば急激にアルコールやアセトアルデヒドの血中濃度を下げることができ、二日酔いが早期回復できる可能性はあります。しかし、この薬の副作用である「低カリウム血症」は、飲んで次に日にすぐ現れる場合もあるので、だるさや吐き気、イライラといった二日酔いと大して変わらない症状が現れるリスクがあります。そう考えると、この薬を服用してまで二日酔い対策をする意味はあまりないでしょう。

 

アルコールのむくみを予防するには?

 

飲酒のむくみを本剤で対策しようとすると、副作用が増強されてしまい、さらにリスクが高まってしまいます。なので、ここではこの薬を使わずにできるお酒のむくみ予防をご紹介します。

 

あらかじめ水を飲んでおく

 

お酒を飲むと喉がかわくのは、アルコールの分解にたくさん水分が必要だからです。なので、事前に水を200ミリリットル程度飲んでおいて、体内の水分が多めの状態にしておくといいでしょう。お酒を飲み始めてから水分を取っても間に合いません。

 

お酒を飲むときは、最初の一口を楽しむためになるべく水分を取らないようにしがちです。ですが、その行動がむくみの原因の1つ。できるだけ、事前の水分補給を心がけましょう。

 

味の濃いおつまみは控える

 

すでに書いたように、味の濃いおつまみもむくみの原因の1つとなっています。なので、よくある味が濃くて高カロリーな食べ物はなるべく控えるようにしましょう。豆腐やサラダを中心に、ゆっくりと少しずつ食べていくようにするとよいでしょう。

 

体をしっかり温める

 

体温が下がると代謝が鈍くなり、むくみ改善が遅くなってしまいます。なので、自宅に帰ってきたらポカポカのお風呂に入って体を温めましょう。ただ、熱すぎると脱水症状が加速するので、ぬるめのお湯に15分ほどつかるのがおすすめです。

 

また、お風呂がぬるくても汗で体の水分は抜けるので、入浴後は水分をしっかり摂っておきましょう。